不登校のその後はどうなる?進路の実例
不登校のその後は?中学生の高校進学・高校生の転校と進路を解説

「中学校にほとんど通えていないけれど、高校には進学できる?」
「高校に入学したものの、学校に行けなくなってしまった」
「このまま不登校が続いたら、大学進学や就職はどうなる?」
不登校や行き渋りが続くと、本人はもちろん、保護者の方も「この先どうなるのだろう」と不安になることがあります。
しかし、不登校を経験したからといって、その後の進路がなくなるわけではありません。
全日制高校だけでなく、定時制高校や通信制高校など、高校の学び方はさまざまです。
また、すでに高校に在籍している場合も、今の学校を辞めるだけではなく、別の高校へ転校・転入するという選択肢があります。
この記事では、不登校のその後について、中学生の高校進学、高校生の転校・転入、高校卒業後の進学や就職まで分かりやすく解説します。
不登校のその後はどうなる?
結論からいうと、不登校になったからといって、将来の進学や就職ができなくなるわけではありません。
大切なのは、「今の学校に戻ること」だけをゴールにするのではなく、自分に合った学び方や環境を探すことです。
文部科学省の令和6年度調査では、小・中学校の不登校児童生徒数は353,970人で、そのうち中学生は216,266人となっています。高校でも67,782人の不登校生徒が確認されています。
不登校は、一部の特別な生徒だけに起きていることではありません。
だからこそ現在は、一人ひとりの状況に応じて学びを続けるためのさまざまな選択肢があります。
中学生で不登校でも高校進学はできる?

「中学校を休んでいるから、高校に行けないのでは?」と心配している中学生や保護者の方もいるかもしれません。
しかし、中学校で不登校を経験していても、高校進学を目指すことはできます。
高校には、大きく分けて全日制高校、定時制高校、通信制高校などがあります。
毎日決まった時間に通学することに不安がある場合は、登校日数や学習方法を自分の状況に合わせやすい通信制高校も選択肢の一つです。
大切なのは、「みんなと同じ高校へ行くこと」ではなく、
「自分が3年間学び続けられる環境か」
という視点で学校を選ぶことです。
不登校から通信制高校へ進学するという選択肢

通信制高校では、一般的にレポート提出、スクーリング、試験などを通して単位を修得し、高校卒業を目指します。
全日制高校と比較すると毎日の登校を必要としない学校も多く、自分の生活リズムや体調に合わせて学習しやすいことが特徴です。
一方で、「通信制高校ならどこでも同じ」というわけではありません。
登校頻度、授業内容、先生のサポート、進路指導、学校行事、学費などは学校によって大きく異なります。
また、「通信制高校」と「通信制高校サポート校」は同じものではありません。
サポート校は、通信制高校での学習や高校生活を支援する施設・教育機関です。サポート校だけに在籍して高校卒業資格を取得するものではないため、どの通信制高校と連携しているのかも確認しておきましょう。
高校生で不登校になったら「転校」も選択肢

高校に入学した後、
「思っていた学校生活と違った」
「クラスや人間関係がつらい」
「朝起きられず、欠席が増えてきた」
「このままでは進級できないかもしれない」
と悩んでいる高校生もいると思います。
その場合、今の高校を辞めることだけが選択肢ではありません。
別の高校へ転校する「転入学」という方法があります。
文部科学省では、転入学について、中途退学せずに別の高校へ転校するケースなどを対象として整理しています。
そのため、「学校を辞めたい」と思っている場合でも、先に退学届を出してしまうのではなく、まず転校先となる高校へ相談することをおすすめします。
「転入」と「編入」の違いは?

高校の転校を調べていると、「転入学」と「編入学」という言葉が出てきます。
簡単に整理すると、現在の高校に在籍した状態から別の高校へ移るのが「転入学」です。
一方、高校を一度退学した後などに、改めて高校へ入学する場合は「編入学」となるケースがあります。文部科学省も、過去に高校へ在学していた人が再び入学する場合などを編入学として整理しています。
転入・編入の受け入れ時期や、これまで取得した単位をどこまで引き継げるかは学校によって異なります。
そのため、
「高校1年生だけど今から転校できる?」
「今の単位はどうなる?」
「同級生と同じ時期に卒業できる?」
という場合は、退学する前に転校希望先へ相談することが重要です。
高校を転校すると卒業時期は遅れる?
転校したからといって、必ず卒業が遅れるわけではありません。
前の高校で修得した単位や在籍期間などを確認したうえで、転校先の高校が卒業までの履修計画を決めます。
単位制高校では、過去に高校で修得した単位を卒業に必要な単位として加えることができる制度もあります。
ただし、転校先の高校で認定できる取得単位数には上限が設けられている場合があります。前の高校で修得した単位をすべて引き継げるとは限らないため、単位の認定方法や上限、転入時期によっては、卒業時期が変わる可能性があります。
「いつ転校しても大丈夫」と考えるのではなく、欠席が増えてきた段階で早めに相談しておくことがポイントです。転校を検討する際は、現在の高校で修得した単位数だけでなく、転校先で認定される単位数の上限や、卒業までに必要な単位数についても確認しましょう。
不登校を経験しても大学や専門学校へ進学できる?

不登校を経験していても、高校卒業後に大学や短期大学、専門学校へ進学することは可能です。
通信制高校を卒業した場合も、高校卒業資格そのものが別の資格になるわけではありません。
高校生活で学習を続けながら、自分の興味のある分野を見つけ、大学進学、専門学校、就職など次の進路を考えていくことができます。
重要なのは、中学校や高校で不登校だったという過去だけを見るのではなく、
「これから高校生活で何をしたいのか」
「どんなことに興味があるのか」
「高校卒業後に何をしてみたいのか」
を少しずつ考えていくことです。
不登校からの進路は一人ひとり違う
例えば、中学校では教室に入れなかった生徒が、通信制高校へ進学して週1回の登校から始め、徐々に学校生活に慣れていくケースがあります。
高校入学後に不登校になった生徒が、通信制高校へ転入し、自分のペースで高校卒業を目指すケースもあります。
また、通信制高校で自由に使える時間を活用して、大学受験の勉強、アルバイト、資格取得、スポーツ、芸能活動、留学などに挑戦する生徒もいます。
大切なのは、不登校になる前の状態へ無理に戻そうとすることではありません。
環境を変えることで、新しい高校生活が始まる可能性があります。
不登校からの高校選びで確認したいこと

学校を選ぶときに最も重要なのは、学校名や知名度だけで判断しないことです。
「週何日通う必要があるのか」「朝から通学する必要があるのか」「勉強が遅れていてもサポートしてもらえるか」「先生へ相談しやすいか」「大学や専門学校への進路指導があるか」「転入する場合、単位や在籍期間をどう引き継げるか」といった部分まで確認しましょう。
そして、可能であれば本人と一緒に学校見学やオープンスクールへ参加してみることをおすすめします。
ホームページを見るだけでは分からない、生徒の雰囲気や先生との距離感、教室の様子などを実際に確認できます。
保護者の方へ|すぐに答えを出さなくても大丈夫です
お子さまが学校へ行けなくなると、
「早く学校へ戻さなければ」
「勉強が遅れてしまう」
「高校や大学に行けなくなるのでは」
と不安になることもあると思います。
しかし、進路を考えるときには「今すぐ元の状態へ戻すこと」だけではなく、「この子ならどんな環境なら学び続けられるか」という視点も大切です。
本人がまだ学校見学へ行けない場合は、まず保護者の方だけで相談する方法もあります。
情報を集めておくだけでも、本人が「少し動いてみようかな」と思ったときに選択肢を提示しやすくなります。
代々木・沖縄グローバル高等学院という選択肢
代々木グローバル高等学院・沖縄グローバル高等学院では、一人ひとりの状況やペースに合わせた高校生活を大切にしています。
現在の通学コースでは週5日・週1日の国内通学に加え、オンラインで学べる環境も用意しており、休みがちだったり、不登校気味だったりする生徒についても、それぞれに合った通学スタイルを選択できるとしています。
また、英会話や探究学習、専門分野、海外留学、大学進学に向けた入試対策など、高校卒業だけをゴールとしない学びも行っています。
「中学校にあまり通えていないけれど、高校生活を始められる?」
「今の高校から転校したい」
「転入した場合、単位や卒業時期はどうなる?」
「通信制高校について一から知りたい」
という方も、現在の状況から一緒に進路を考えることができます。
まとめ|不登校のその後には、さまざまな進路があります
不登校になったからといって、その後の進路が決まってしまうわけではありません。
中学生であれば、自分に合った高校を探すことができます。
高校生であれば、現在の学校から別の高校へ転校・転入するという選択肢があります。
そして高校卒業後も、大学、専門学校、就職など、さまざまな進路を目指すことができます。
大切なのは、「今まで学校に行けなかったこと」だけでこれからを決めないことです。
今の自分に合う環境を見つけることで、高校生活やその先の進路が大きく変わることもあります。
「自分の場合はどうなるんだろう?」
「転校するなら、いつ動けばいい?」
と気になった段階で、まずは学校説明会やオープンスクール、個別相談などを利用してみてください。
本人がまだ動き出せない場合は、保護者の方だけでのご相談からでも大丈夫です。
「自分の場合はどうなる?」まずはLINEでお気軽にご相談ください

「まだ転校すると決めたわけではない」
「通信制高校が自分に合うのか分からない」
「中学校を休みがちだけど、高校進学について相談したい」
「今の高校で取得した単位を引き継げるか知りたい」
そんな段階でのご相談でも大丈夫です。
代々木グローバル高等学院・沖縄グローバル高等学院では、LINEから入学・転入・編入・学校生活についてご相談いただけます。
本人からのご相談はもちろん、保護者の方だけでのご相談も受け付けています。
まずは今の状況や気になっていることを、簡単にお送りください。
今の状況を整理したい、どんな選択肢があるのか知りたい、という段階からお気軽にご相談ください。
